トマティスメソッドとは?

アルフレッド・トマティス博士

聴覚、心理学、音声学を専門とするフランス・パリ大学医学部卒業の耳鼻咽喉科医、アルフレッド・トマティス博士によって確立されたトマティスメゾットは、1957年に「トマティスの三法則」と名付けられ、フランスの科学アカデミーと国立医学アカデミーに登録されました。

トマティスの三法則

1.聴き取れない音は発声できない。
2.聴き取りが改善すると直ちに発声も改善する。
3.聴覚の改善は、一定期間の訓練により定着をする。

この法則に基づいて、聴覚発声トレーニング機器を開発し、
現在ヨーロッパを始め世界75ヶ国で聴覚トレーニングを行っています。

トマティス聴覚トレーニングを受けた著名人は、
ジュリエット・ビノシュ(俳優)
スティング(ロックシンガー)
マリアカラス(オペラ歌手)
ジェラール・ドゥパルデュ(俳優)
ベンジャミン・ラクソン(オペラ歌手)
など、トレーニングを使って演技や歌にますます磨きをかけていたようです。

トマティス博士は生涯をかけて、耳と声、そして聴き取りとコミュニケーションの関係の研究に捧げました。
トマティス博士による聴覚トレーニングは、子供から大人まで、様々なフィールドで幅広く貢献しています。

トマティスメソッドの適用分野と『耳』の働き

耳の働きは3つあります。 この働きにかかわる分野で応用されています。

音を聴く

言語の発達、
コミュニケーション

バランス感覚

運動能力、姿勢、書字、
呼吸、リズム感

脳への
エネルギー

集中力、記憶力、

活力、やる気

サウンドセラピーによって調整されると言われる大脳皮質下の脳領域

サウンドセラピーによって
調整されると言われる大脳皮質下の脳領域

研究事例

英語学習におけるトマティスメソッドの効果研
研究高等学校の文部科学省SELHiプロジェクト
世界の研究事例

トマティス関連図書

トマティス博士の主な著書
1963年「耳と言語」
1972年「教育と失語症」「胎内コミュニケーションから人間の声まで」「人間の聴覚」
1977年「耳と人生」
1981年「胎内の夜」
1987年「耳と声」
1989年「学習困難」「8か月の天国」「めまい」
1991年「宇宙を聴く」

人間はみな語学の天才である
1991年(日本語訳)

モーツァルトを科学する
1991年(日本語訳)

最強の外国語学習法
1996年 日本実業出版社刊 村瀬邦子著

脳はいかに治癒をもたらすか −神経可塑性研究の最前線−
2016年ノーマン・ドイジ(日本語訳)

Tomatisメソッドの音の体験をする。
「きく」という行為には「聞く」と「聴く」の二通りがあります。人間は、見たい物があれば目の焦点を合わせるように、コミュニケーションをしたいという意欲があれば、自然に耳を傾け、音(言葉)を正確に捉えるように働きかけます。
【体験する】ボタン押すと、トマティス英語ホームページが開きます。ページの下までスクロールし、【Listen to music with Tomatis® Electronic Gating】の項目から【▶︎】ボタンを押して体験を楽しみください。

体験する

トマティスメソッドによる聴覚トレーニングとは

高周波音や骨導音を使って聴覚器官と脳に刺激を与えることにより、聴き取り能力を改善しコミュニケーション能力を高めていくためのトレーニングです。そのトレーニングは、とても簡単です。グレゴリア聖歌やモーツアルトなどのクラッシック音楽をリクライニングチェアーに寝てリラックスしながら聴くだけです。(人間の聴き取りの機能を回復させるための特殊な機器と、専用の骨導バイブレータ付ヘッドホーンを使います)

聴覚チェック&カウンセリング

耳の状態や目的などにより、トレーニングプログラムを決定します。

第1ステップ

耳を慣らしながら、低・中・高周波域の聴覚バランスを整え、音の判断力・分析力を高めていきます。

第2ステップ

高周波音トレーニングにより、脳にエネルギーを与え、全身に深い安らぎ感をもたらすとともに耳を胎児の耳へとリセットします。

第3ステップ

高周波音から徐々にフィルターを戻して、胎内音→通常音の世界に戻していく。耳がリフレッシュされ新しい聴覚を形成していきます。

第4ステップ

《前言語段階》 本来の自分の声を出し自分の声を聴く発声練習を行います。その事で正しい発声がなされ、話す事や歌う事などの自分の声に自信を持つ事が出来るようになります。

第5ステップ

《言語段階》 新たな聴覚と発声のシステムを構築することで、自己コントロールを可能にし、社会や環境とのコミュニケーション能力が高まります。音質(声質)も良くなり明るく堂々とした話方になってきます。

トレーニング終了

トレーニング終了後は心身の改善が充分実感していただけると思います。また、改善した聴覚を維持や、さらに磨きをかけるためのトレーニングを継続する事も可能です。

聴覚チェックとは?

聴覚チェックは下記の5つのパラメーターで行われます。

耳鼻咽喉科や人間ドックでの聴覚検査とは全く異なったチェック方法です。

気導:空気を介して伝わる音の聴き方。
コミュニケーション能力、社会適応性、潜在能力などを知る指標になる。

骨導:骨を介して伝わる音の聴き方。
気質、体のストレス状態などの状態を知る指標になる。

方向知覚:どの方向から聴こえているか。
空間的、時間的概念、聴き取りの正確度、音声情報の処理の仕方の指標になる。

選別力:音の高低の聴こえ方。
音色の聴き取り方、音声選別力、理解力、心的状態などを知る指標になる。

利き耳:音声情報の処理速度など。
音声情報の処理速度を知る指標になる。

【D.I. 7才女児】

【上グラフ】トレーニング開始前グラフ

学校で落ち着きがないことが気がかりで、親子トレーニングを受講。

グラフ:両耳とも完全に耳にマスキング(膜がかかっているような状態)がされている状態で、言葉が言葉として聞こえてこない状態。

【下グラフ】23日間のトレーニング後グラフ

学校で落ち着きが出てきたて、集中力が出てきた。

グラフ:耳のマスキングが取れ、言葉が言葉として理解ができるようになった状態。

【Y.I. 32才女性】

【上グラフ】トレーニング開始前グラフ

子供は落ち着きがなく、常にイライラして子供にあったてしまうのが辛い。精神的不安定で話をすることも億劫になっていた。

グラフ:過剰なストレスが心身ともにかかっている状態。

【下グラフ】23日間のトレーニング後グラフ

精神的に解放され、子供に優しく接することが出来るようになった。また、以前は聞き違いが多かったが、トレーニング後は少なくなった。

グラフ:耳のマスキングが取れて、言葉がより言葉として頭に入ってくる状態。ストレスはトレーニング前より軽減された曲線。

【R.S. 62才】

【上グラフ】トレーニング開始前グラフ

一年前ぐらいからうつ状態で、音も友達にも会いたくない。不眠状態で薬を毎日服用。神経過敏で体調も常に優れない。

グラフ:人の言葉が受け入れられなく、耳を貸そうとしない状態。

【下グラフ】23日間のトレーニング後グラフ

薬を服用しなくても眠れるようになった。正確に言葉が聞きけるようなり、鬱状態以前の自分に戻れた気がする。

グラフ:音が聞こえてくる方向を正確に捉えられるようになり、以前より少し感情が出てきている状態。